N邸 建 築 日 誌 ~太平洋を見渡たす家~
最終回 完成しました! 編
お陰様を持ちまして無事完成、お引き渡しを済ませました。
施主様も毎日この景色を見ることができ、本当に幸せだと感動しております。そして何より断熱効果の高さに感激されており、弊社にとりましても責任ある立場として本当に心の底から嬉しく思います。
外壁はこげ茶色のガルバリウム外壁を使用
ウッドデッキはヒノキ材を用い、デッキ側面からの出入り口には幼児転落防止のためのスライドドアを製作いたしました。
陽光燦々のLDK!
床は無垢材、内装壁は漆喰仕上げです。
天井材はシナベニアを使用し、自然な雰囲気を重視。
サッシもワイドサイズを採用し眺望を妨げません!
階段下のデッドスペースも収納として有効に利用。
デッキの幅は3mもある広々面積!朝食、Beer timeも楽しみ!愛犬のお家も手製の木!
子供部屋のロフトベッド!
階段の転落防止のためのドア。
LDKの食卓、犬小屋、全てオーダー手製です。
まだまだお伝えしきれない箇所が多数ございます。
今後も新築工事は勿論のことリフォーム工事にも力を入れていきます。
また木造建築以外では確認申請対応コンテナハウス建築も行いますので、今後ともCAPETOWN不動産をどうぞよろしくお願いいたします。
第2回 業者としてのこだわり 編
施主様にとって「お家」を建てるということは、人生においては一大イベントであります。そんな大切な人生の節目にお手伝いさせていただくにあたり、一層、身が引き締まる思いです。
業者として、お客様にご納得いただくために誠心誠意業務に邁進してまいります。
雨漏りのリスクを十分に考えて、屋根は二重構造になっております。下地に24ミリのネダレス合板を敷き、遮熱シートで屋根から壁も覆う。この時点では軒は出さない...
その上に90ミリの垂木を施します。ここの工程で軒を出します。そしてネオマフォーム断熱材が入ります。12ミリの野地板ラーチ合板を張り、防水シートルーフィングを敷き鋼板がうたれます。
とても手間のかかる工法ですが、こうするとかなり安心ですね!
厚さ9ミリのダイライトMSという素材。構造強度を高めることは勿論のこと気密性の向上にも効果あり。
ダイライトMSのさらに外側に遮熱防水シートを巻き上げる。
このシートのおかげで熱を遮断し、快適な夏を過ごせる。胴縁の裏側には空気道の確保を施す。
ダイライトMSの内側には断熱材を枠ぴったりにカットし詰めていく。小さすぎて切り足したり、大きすぎて無理やり詰め込んだりしてしまうと断熱の効果が100%発揮しない。
こうしたお客様に見えない所こそこだわります。そして更にその断熱材を緑のシートで覆う。相当な気密性の高さ。
緑のシート(ナノバリア気密シート0.2ミリ)省エネ等級4を取得する工法。
吸排気部。通常は普通の塩ビパイプを使用することが多いが、傾斜パイプを使用。外側に向かって緩く傾斜しているため、外部から雨が入り込むのを防ぐ。
施主様のご両親と1歳のお子様の事を考え、階段の高さを通常は23~24センチくらいのところ、20センチに変更。たった数センチの違いだが、昇り降りがかなり楽に。
棟梁の心使いには頭がさがります!
この眺望の中での生活が始まると思うとワクワクしてきます。
弊社の信頼する力強いパートナー「株式会社 タクミカル」
お客様にいかに満足して頂けるかを日々考えこだわる棟梁であり、社長の澤さんを筆頭に職人さんたちの連携が素晴らしい!
こだわりの無垢板。
徐々にカタチになってきました。外壁材は深い焦げ茶色のガルバリウム鋼板。
第1回 土地探し~棟上げ 編
サーフィンに熱中し移り住んだ岬町。当時、いすみ市への合併は未だされておらず、「夷隅郡岬町」であった。良きパートーナーに出会い家族となり一緒に歩んでいこうとする地も「やっぱりこの岬町がイイ!」ということで始まった土地探し・・・
南ひな壇の眺望、陽当り抜群、地型良しの土地に巡りあうことができ、いよいよ建築スタート。
建築のための第1歩、地盤調査。ここいすみ市では、高台地は強固な地盤である確率が高いような気がします。
勿論、地盤改良必要なしの優良地盤でした。
予算決め、間取り、まず考えなくてはならないこと・・・
「眺望を最大限に生かすための大きめのサッシ」
「両親のための和室は必要」
「将来の子供部屋の広さは?」
外壁材料、内装、決めなくてはならないことは盛りだくさん。
上棟に向け急ピッチで基礎工事、土台造りが行われます。
断熱材もバッチリ設置完了!
ご覧ください、この建ち姿!立派なお家です。
皆様のおかげでここまで来ることができました。